2009年6月7日

モルゴン2002/フレデリックコサール

体調やら
酒控えやら

飲んでもすぐ寝ちゃうやら

そんなこんなで

ほぼ一年ぶりの投稿になってしまいました

さてさて、昨夜は

をいただきました





とぉさんにはとても思い出深いモルゴン

フランスはボジョレー地方でつくられる

ガメイ種の赤ワイン




そうは思えないガメイ本来のポテンシャルが
この畑からはつくりだされています


抜栓直後、上の方
強烈な獣臭

「おおおぅっ、、、これぞモルゴン」

男っぽく
野性味溢れる野獣のような香り
でも、飲んでみると意外にも
華やかで、しっかりとした酸が
バランスをととのえています
ビオらしい、奥ゆかしさも感じられ、


かぁさんと顔を見合わせて

「んまいね!」

さすがです
シャソルネイのピノを男っぽくしたようなワイン


知るうる限り、
モルゴンの素晴らしい造り手たちはどれも
ボトルの上から下まで
驚くほどにに変化が激しく
1本でたくさんの驚きや楽しみを与えてくれます
まるで玉手箱のようなワイン

中間付近から下方へゆくと
張りと膨らみが増して
どんどんエレガントさを増してきて、、、
それとともに、
獣臭が和らぎ絵の具のような香りもでてくる
深い深い穴の中へ沈んでゆくような印象
かぁさんがひとこと

「田舎の都会みたいなワイン」

まさにそんな感じ
田舎っぽいけど田舎臭くはない
都会っぽいけどアウトローな感じ

モルゴンは野性的でいて知性的
不思議な魅力の詰まったワインです

スペインの代表的なチーズ
マンチェゴとの相性は抜群